須田鷹雄「二十代の俺は全盛期の田原軍団とバチバチだった、俺って大したもんだなぁと」

須田　しかも私は、三十何年頑張ってきたんですけど、そもそも若い時、田原(成貴)軍団と揉めるところから始まっているんですからね(笑)。

矢作　あはは(笑)。揉めたんだ。

須田　そうなんです。別冊宝島のときに、他誌に載った田原軍団の座談会について、さすがにおかしいっていうのを書いたんです。当時田原さんの全盛期ですから、田原ファンとも揉めに揉めて。俺、20代にしてはなかなかたいしたもんだったなって思うくらい(笑)。

なんだかね、その時代とあんまり変わらないです。むしろ、当時より・・・

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これな

須田が別冊宝島競馬読本でデビューした頃
大川慶次郎・石川ワタル・柏木集保等の重鎮に混じってのページ埋め要員で、数頭の名馬物語を担当

ルドルフ以後に競馬を覚えたという若僧が、やたらイキッての逆張りや馬のキャラ付けが独りよがりで全く共感できず、まあこいつのページは飛ばして読んでいた

それが今じゃ理路整然かつ建設的な提言を書けるようになったのが、昔の駄文製造マシーン時代を知ってるだけに感慨深い