人生若い頃の方が楽しかったってのは錯覚

若い頃なんて同じゲーム繰り返さなきゃいけないし、テレビはつまらんの見なきゃいけなかっりするし、
親の買い物待ってなきゃいけないし、野菜炒め食べなきゃいけなかったし、
スクールカーストにびびったり色々くすぶったりしていたし、他人と比較ばかりしていたし、性格がナイーブだったし、自分の適性分からず空回っていたし。

年取った方が楽しいじゃん。

いろんな意味で、若いときの方が不自由
それは成人した後でも同じで、よほどの成功した人や大失敗した人以外は
若い時より年取ったときの方が、発言権も増すしやりたいことが出来るようになる

その反面、確実に先に待っている死がどんどん近づくわけで
将来に向けた選択肢の自由度は日々狭くなるから、どちらが良いとも言えない話

とはいえ、昔に戻りたいってのは今までの人生を完全否定するようなものだから
本気でそう考えてる人は、今がとても不幸なひとだろうね

大学生から社会人になって数年が一番楽しい

人生の中でこの期間だけ自由度がダンチ

若い頃は稼がないといけないし、金も持ってないから何も楽しくないからな
３０代は子供たちに振り回されて何も楽しくないからな
中年になると子供たちも家から出て行き、夫婦２人切りで何のために仕事してるのか分からず何も楽しくないからな
現在年金生活迎えてるが、時間も金も有るのに目は見えないし血圧は高いし体調すぐれなくて何も楽しくないからな

人間死ぬまで何も楽しくないからな。

俺、死ぬ前に小学生の頃を
一日でいいから、またやってみたい
わいわい授業受けて、体育で外で遊んで、学校終わったら夕方までまた遊ぶんだ

空き地に夕焼け、金木犀の香りの中家に帰ると、家族が「おかえり～」と迎えてくれて
ＴＶ見ながら談笑して、お母さんが晩御飯作ってくれる（ホントありがたいよな）
お風呂に入って上がったらみんな映画に夢中になってて、子供なのにさもわかってるように見入ってみたり
でも、全部見終える前に眠くなって、お部屋に戻って布団に入る
みんなのいる部屋の光が名残惜しいけど、そのうち意識がなくなって…

そして死にたい